歯科医院の治療は、オジサンになった今も恐怖です。

虫歯の治療が、なかなか終わりません。通院を始めてから、かれこれ1年近く経過しているはずです。その理由は、痛みが治まると、通院を止めてしまうからです。東京の新宿では歯医者を務めるとこんなに完治しているわけではないので、しばらくすると痛み出し予約を入れる、その繰り返しです。なぜ、まじめに通わないかと言うと、治療の痛みに対する恐怖があるからでしょう。小さい頃の歯科医院の治療は、我慢できないくらい痛かった記憶があります。どんなに口コミで審美歯科なら東京でも治療中に泣き出したことも、1度や2度ではありません。その頃の恐怖が刷り込まれ、トラウマになっています。通っている歯科医院は、最新の医療機器を導入しているのでしょう、医師の技術も優れているのでしょう、治療中に痛みを感じることは、ほとんどありません。しかし、歯を削るドリルの音が聞こえると、その場からすぐにでも逃げ出したくなります。力が入ってしまうあまり、体がピクついてしまいます。また、治療が始まる前にタオルで目隠しをされるのですが、見えないことの恐怖があるのかもしれません。ドリルが近付いてくるのを見ているのも恐怖でしょうが、何も見えずに音だけが徐々に大きく聞こえてくることで、想像が膨らみ恐ろしさを感じる気がします。オジサンになった今も、こんなバカなことを考えているようでは、治療中の虫歯の完治は程遠いのでしょう。